橿原・八木 エリア

さてらいと ー 橿原・八木エリア ー

開催日時:2021年10月29日(金)-10月31日(日)

開催時間:10時-17時

会 場:恵比寿神社、春日神社、カフェギャラリージユク、国分寺 客殿、西福寺、札の辻交流館、南都銀行橿原支店、JR畝傍駅貴賓室 前室

入場料:無料

主 催:NPO法人八木まちづくりネットワーク

出展作家:三田村龍伸 (RYUSHIN-MITAMURA)、古川守一、CHIZURU KISHIMOTO、櫻井恵子・片平修・仲川勝三・清水雅之・島岡亮次、奈良芸術短期大学専攻科クラフトデザイン、奈良芸術短期大学専攻科デザイン、坂野真子、えかわ たえこ/ Tao、タキ ナオ、やまきみなこ × ふくいまさお、空、奈良県立畝傍高等学校美術部



アクセス:
インフォメーション:JR畝傍駅(奈良県橿原市八木町2丁目1)
アクセス(公共交通機関情報・駐車場情報)
公共交通機関:近鉄大和八木駅から徒歩10分、近鉄八木西口駅から徒歩5分


「12組の作家が町の中で行う芸術祭」

地域の人には町の思い出と共に、馴染んだ場所があります。今年は、そんな場所・エリアを楽しい、新しい人との出会いが生まれる場とします。10回目として開催する『はならぁと』の木は、新たな地域らしさが根付く木にしていきます。八木の『はならぁと』 どうぞお楽しみください。


江戸時代の旅籠:八木札の辻交流館




アーティストプロフィール

三田村龍伸

1980年 神奈川県生まれ。2005年 日本大学芸術学部美術学科彫刻コース卒業、2007年 日本大学大学院 芸術学研究科 造形芸術専攻 博士前期課程修了。湯川制賞授賞。2011年 日本大学大学院 芸術学研究科 芸術専攻博士後期課程 修了。博士号取得(芸術学博士)
主な出展:「第4回 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」「江古田ユニバース」(2011-2018連続出展)はならぁとには、2011-2015年までの5年間継続出展。
コンセプト:はならぁと2011-2015年の間に出展した作品と同様に、仏教伝来の地、奈良ならでは要素をコンセプトに作品制作をしたいと思っております。
現在、絵本の制作をしておりますので絵本の発表と展示空間が決定したらその現場に合わせてアイディアを練っていきます。


「春日の縁」インスタレーション(2015年)
作者・撮影:三田村龍伸




古川守一

香川県坂出市生まれ、1979年多摩美術大学絵画科卒業。1979年〜2021年:個展 檪画廊(東京)・Art Studio Dungeon(東京) CASO(大阪)・うみかギャラリー(香川)他 。1976-2021年:グループ展、アートイベント(香川・奈良・東京・福島・たんぼ・オーストリア・韓国他)
コンセプト:私の今回の作品はどちらかというと、もともとコロナ禍対応として、遠くから離れていても鑑賞できること、説明なしでも何らかの感じ取り方が瞬時にできることを念頭に制作しました。そしてそれは中世の街道を渡り歩く説経師の絵解きのように、直截的にそのまま生に表現を現実に放り込むことでもあります。





CHIZURU  KISHIMOTO

日本の始まりの地、奈良・大和で生まれ育ち、古墳や社寺、野山や川、そこに暮らす小さな生き物たちに囲まれながら、目に見えない不思議な力を空気のように感じて生きてきました。千三百年以上昔から「時の扉」を超えて、令和の今もそこにあるもののパワーを受け取り「大和・SPIRITS・そして祈り」を心のテーマとして飛鳥キトラ古墳にも描かれている神獣や正倉院文様、狛犬などをモチーフに作品を製作中です。
コンセプト:「大和の杜(もり)の神獣たち」を疫病退散!の祈りを込めて「春日神社」で展示いたします。今回は飛鳥キトラ古墳にも描かれている神獣や正倉院文様、毎日お参りしている近所の神社の狛犬などをモチーフに心が沈みがちなコロナ禍の中、心を上向きにして気合で描いた作品たちです。
わたしは日本の始まりの地、奈良・大和で生まれ育ち、子供の頃から古墳や社寺、野山や川、そこに暮らす小さな生きもの達に囲まれながら、目に見えない、なんだか不思議な力を空気のように感じて生きてきました。
千三百年以上昔から「時の扉」を超えて、令和の今もそこにあるもののパワーを受け取り「大和・SPIRITS・そして祈り」を心のテーマとして作品を製作中です。毎日、神社にお参りをして、小高い丘に登り奈良盆地を囲む山々に両手を広げ深呼吸、天を飛び交う鳥たちに話しかけながら心のやすらぎとパワーをもらっています。
野に咲く花、動物たちのたくましさにも日々学ぶことばかりです。
コロナ禍の今、春日神社で疲れた心を少しでも癒して頂ければ幸いです。


「大和の玄武は今日も早起き・早起きは三文の徳なり。」




櫻井恵子・片平修・仲川勝三・清水雅之・島岡亮次

弦月と新象――月が満ちていく様に新しい象に光を照らす――関西学院大絵画部出身者と新象作家協会会員によるインスタレーション作家集団。表現は絵画・立体・陶板・音楽・映像・パフオーマンス・ワークショップと多岐にわたる。2011・2012木津川アート・吹田浜屋敷古民家まるごと展、2014――2021はならぁと等に参加。
コンセプト:There's no planet B. 大切にすべきものは何か。我ら作家自身は日常から直接自然に対峙する者、大地の表面を少し耕す者、形を変えた物を再利用する者がいて、環境との摩擦を理解している。例えばだが、健康維持のため肉の消費を減らせば、食品ロスだけでなく、車の排気ガスによる温室効果よりもはるかに減らせることを知っている。作品作りや活動において、物を大切にすることはエコロジカルである。見る人にそういう視点も付加してもらえれば展示作品も少しだけ違って見えるに違いない。

イベント: 【仲川勝三のビートルズライブ】
10月30日(土)13時より 札ノ辻交流館にて、コールクラークを奏でる全ビートルズナンバー名曲ライブ


奈良・町家の芸術祭 はならぁと 2019「増殖」インスタレーション(会場:八木春日神社)




奈良芸術短期大学クラフトデザインコース専攻科展

専攻科1年 植木悠元(メタル・レザー) 、村島未紗(ウッド・レザー)
専攻科2年 石丸美波(ウッド・レザー) 、角谷茉莉(ウッド・レザー)、河原知佳(テキスタイル・グラス)、菊地菜々子(メタル・グラス)、廣瀬克己(メタル・ジュエリー)、藤本茉優佳(副手)
コンセプト:クラフトデザインコース/専攻科生による6つのメデイア(素材)「メタル・テキスタイル・ウッド・グラス・ジュエリー・レザー」の作品を展示します。自らの手を一番の道具として、メディアと深く関わり研究を重ねて制作する姿勢を大切にしています。





坂野真子

グラフィックデザイナー兼イラストレーターとして制作会社で働いたのち太陽さんさんデザイン事務所を立ち上げ、独立。体調を壊し生まれ育った平群の山に戻り美術制作活動を開始。染織を中心としたインスタレーションやカラフルなアクリル画や油彩で芸術祭や展覧会にて活動中。
大阪美術専門学校美術工芸コース油彩卒業・京都造形芸術大学染織コース卒業
総合デザイナー協会(DAS)会員 日本イラストレーター協会(JIA)会員
コンセプト:油彩をしていたが自我の主張だけではないだろうかと考え、役に立つ制作をと志し、デザインの現場だけで活動してる間は、アートは何の役にたつのか不明であった。ある時、心身共に大変な時に偶然入ったギャラリーの見知らぬ作家の抽象画に癒され、驚いた。その作品はその作者が大変な時に乗り越えるために作られた作品であることを作家自身からお聞きする。アートは人の手によって生まれるからその時の作家のエネルギーがそのまま作品に反映することを実感し共感を得て、人の心も慰めるのであろうかと考え、美しさと見る楽しさの心への影響を考えはじめた。
人間は本当に悩むと人に話すことすらしなくなる。多くの人々はどんな立場であってもストレスをかかえられてることが多い。そんな人々や動物も含め作品を見て気分が前向きになったと思えるような作品をつくるのをコンセプトにしている。


奈良・町家の芸術祭 2020 はならぁと(橿原・今井エリア)




えかわ たえこ / Tao

版を彫り、版で描く。
小さな版のカケラを手に、独自の手法スタンプアートワークにより、内なる景色を表現している。
何の意味をも持たないカタチ、小さなカケラ。
連なり、重なり、合わさって、あらたなカタチが生まれる。





タキ ナオ

愛知県名古屋市在住。
関わりあい移ろう内と外の景色が、抽象的な色の響きによって結ばれる光景を求めて活動している。個展等で絵画を発表する一方、『ライトドロー』と呼ぶ映像パフォーマンス・空間作品・参加型企画等、媒体にとらわれず活動。2019年より、即興的なコラボレーションイベント『光と音のアトリウム』を企画。

コンセプト:『ライトドロー』と呼び、主にライブパフォーマンスで活動している映像作品をプロジェクターで投影します。絵の具などを用い水盤の上に色を重ね、変化していく様子を映し出すものです。今回は事前に制作したものを投影します。

ステイトメント:
川の流れ 光の移ろい 心模様
そうした 常に関係しあいながら
時とともに移ろいゆく 
私たちの外側 内側にある風景

なぜ それが生まれたのか
関係するすべてを確かめることは
容易ではありませんが
風景が存在する という事実から
そのひとつひとつに 思いを馳せ
実感することができたら

私は キャンバスや映像のなかに色を落とし重ね
生まれていくる風景の響きに心をよせます

抽象的な色による光景は
言いしれぬもの 言いたかったこと
ときには私の経験 時間をも遡り
私の内側 外側の景色を行き来します

ふと それらが結ばれたとき
私は この景色が生まれるまでの
ひとつひとつに対する感謝と
いまがあることへの深い喜びを感じます

そんな実感 瞬間との出会いをもとめ
制作しています





やまきみなこ × ふくいまさお

それぞれに活動していた二人が2013年に出会いました。
アートの力で何が出来るのか、人と人を繋ぐ事が出来るのかを考え、
地域の方々との交流を中心に活動しています。
・はならぁと ぷらす・あらうんど 出展(2014-2018)
・月のアート展 入選(第 8・10・11・12・14・15回)入賞(第13回)
・個展「 つ-な-が-り 」
・ひらかたまちかどアート巡り 出展
コンセプト:人と人が行きかう「まち」
過去から今を重ねて、未来へと「つながる」。
「ただいま」って、家に帰れる日常。家族に会える日常。
人々の日常をイメージとことばで表現します。


「 た だ い ま 」




愛知県出身。
2010年頃から水彩色鉛筆を使い独学で絵を描き始める。はならぁとを機に2015年より奈良県へ移住。
コンセプト:“棄てられてしまうもの”に色をのせて、新しいものを生みだしたい。





奈良芸術短期大学 専攻科デザイン

2017年から専攻科デザインは、「はならぁと」に参加してきました。
まほらまさんと「華やぎ」というイベントを企画し、畝傍駅に暖簾を吊るし、着物を着たスタッフが様々なお店を出したり、ライブ演奏などをして、「はならぁと」を盛り上げました。
畝傍駅貴賓室で「花曼荼羅」をテーマにした映像による空間演出や、 Waccaでの動物のお面の展示、夜は下つ道に灯篭を並べ、八木札の辻交流館の2階の障子に映像を映し出して、「古き良き時代の賑わい」を表現しました。
コンセプト:コロナ禍の中で、様々なイベント、祭りというのが、中止されてきました。
人々が賑わう「祭り」ということを改めて見直し、「祀る」という祭りの原点に戻り「祭りの時代」をテーマに、八木 札の辻交流館の障子に映像を映し、祭りの原点を表した巨大提灯や、太古・現代・未来をグラフィックイメージした提灯の展示を行います。
イベント:提灯の展示 2021年10月29日・30日・31日 10時-17時、障子マッピング 2021年10月29日・30日 17時-20時半











お問い合わせ
主催:奈良・町家の芸術祭 HANARART 実行委員会、奈良県
〒630-8114 奈良県奈良市芝辻町2丁目6-14 maru room内 「奈良・町家の芸術祭はならぁと事務局」 MAIL:info@hanarart.jp