アーティスト

天理エリア


築山有城
Yuki Tsukiyama


1976年神戸市生まれ。2000年京都造形芸術大学彫刻コースB.A.
2009年よりC.A.P.(芸術と計画会議)の理事を務める。
木、金属、塗料などの素材が持つ新たな側面を発見し作品化する。単純作業を途方もなく積み重ねる特性があり、近年は空気、時間、経験など目に見えないものごとをも素材と捉えて表現している。


Born in 1976, Hyogo prefecture and currently lives there. Graduated Kyoto University of Arts (sculpture course). He uses many kinds of materials such as metal, resin, wood, and painting; however, his origin is always at materials themselves. He experiments over and over and he calls this “playing” and he grasps the characters of materials themselves from the experiment and he has a consistency that comes from his style. Additionally, he constructs his work with simple elements however, he does not stick with one style and always creates new works with continuous curiosity and open-minded thoughts.






山村祥子
Shoko Yamamura

1984年兵庫県生まれ。
主に日常の行為や衣食住に焦点を当てパフォーマンスや制作を行う。
周囲の環境(もの・こと・ひと)に関して立ち止まり内省する、敬意や優しさを表すといった、自と他のコミュニケーションの在り方や他に向かう態度を作家自身そして作品がモデルとなり、問いかけ、提案することを大きなテーマとしている。


Born in 1984 in Hyogo.
Her works mainly take forms of performance and installation, focusing on everyday affairs and materials.
She intends to suggest moments of reflection, respect, and generosity in one’s relationship and communication with surroundings through the works that sometimes place the artist as a model.




マシュー・ファソーン
Matthew Fasone


1975年ニューヨーク生まれ、2006年より大阪を拠点に活動。
道で収集した材料でアッサンブラージュやコラージュやインスタレーションを制作している。
ファソーン氏の作品には時間の経過、時間が物に与える影響、相反する物の関係と二分性、素材の脆さと風化していく姿に関心を持ち、作品を作っている。


Born in New York in 1975 and moved to Osaka in 2006. He makes assemblages, collages and installations with found objects. His artwork focusses on the passage of time, time’ s effect on things, the relationship and dichotomy of opposites and the fragility and weathering of the materials he uses.





City as Nature
シティアズネイチャー


2011年にライドン氏とカン氏によって設立。
人間と自然を再び結びつける、エコロジカルメディアとアートの体験を生み出すプロジェクト。 彼らの「City as Nature」スタジオ (大阪と韓国に拠点を置く) は、都市がどのようにエコロジカルな空間であるかを想像するのに役立つ、創造的なエコロジーの実践である。


Patrick M. Lydon and Suhee Kang have worked together since 2011 to produce award-winning ecological media and art experiences that reconnect humans with nature. Their City as Nature studio (based in Osaka, Japan and Daejeon, Korea) is a creative ecology practice, helping both urban leaders and everyday people imagine how cities are ecological spaces.




パトリック・ライドン
Patrick M. Lydon


1981 年カリフォルニア生まれ。韓国在住。
サンノゼ州立大学(BA)、愛知芸術大学、エジンバラ大学(MFA)修了。「City as Nature」の設立者であり、芸術編集者です。エコロジーアーティストでありライターでもある。数年間の遊牧生活の後、日本とスコットランドの農民哲学者から学んだ経験が作品に生かされている。


(b. 1981, United States) is an ecological artist and writer. After a decade working with Silicon Valley tech firms, he spent several years living nomadically, learning from farmers, forests, and monks in Japan, Korea, and Scotland. He exhibits internationally, and was an organizing committee member and co-curator of the first Nature of Cities Summit in Paris. He studied at San Jose State University (BA), Aichi University of The Arts, and The University of Edinburgh (MFA), and enjoys befriending old trees and mountains.






スヒ・カン
Suhee Kang


1983年韓国生まれ。認定薬草学者、写真家、編集者。成均館大学でジャーナリズムの学位を取得。
ライドン氏とともにCity as Natureを設立。
韓国の有力な環境問題についての出版社である Booksense の編集者を経て、伝統的な生活様式に取り組みながら、中東とアジアを旅した。 自然のハーブガーデンの手入れを楽しみ、葉、花、石を作品の素材としている。


(b. 1983, South Korea) is an herbalist and editor. Previously the editor for Booksense, a leading environmental publisher in Seoul, she left to travel throughout the Middle-East and Asia while engaging with traditional ways of living. She subsequently won the Istanbul Cultural Center travel photography grand prize. Kang studied journalism at Sungkyunkwan University (BA) and is also a certified herbalist. She enjoys tending her natural herb garden and making small artworks with flowers.





ローレン・カペリ
Loren Capelli


1981年フランス、グルノーブル生まれ、パリ在住。
美術学校を卒業後、絵本制作に携わる。現在は、イラストレーション、版画、彫刻、パフォーマンスとメディアにこだわらない作品を制作。2019年に出版された絵本「Cap !」では、フランスの文学賞ソシエール賞を受賞。


Born 1981 in Grenoble, France, lives andworks in Paris. After graduating from art school, she began working on picture books. She is currently working in illustration, printmaking, sculpture,performance and other media. A picture book ” CAP!” published in 2019, which won the French literary prize, the Société





宇陀松山エリア


アダチオサム

現代美術家。アウトリーチを意識したインタラクティブアートの制作やパフォーマンス、映像制作、造形ワークショップを行っている。文化服装学院にて服飾、武蔵野美術大学にて絵画及びワークショップファシリテーションを学び、障害児童造形教室、身障高齢者養護施設にて造形指導とワークショップの実践を学ぶ。奈良町家の芸術祭はならあと、大船渡やっぺし祭り、吉原芸術大サービス、中延EXPO、六本木アートナイト、レスポンディングR1(福島)、オディシャ(インド)ビエンナーレ等参加。 Osamu Adachi studied apparel design at Bunka Fashion College and went on to study painting and workshop facilitation at Musashino Art University. Many of his works and ideas are based from his childhood experiences. “My works and performances are the result of doubting or revealing what is taken for granted in our culture and society. I do this not to accuse or divide, but to invoke contemplation, empathy and connection.”






イケモトタツヤ

ボサノヴァ・デュオSalt&Uribossaやインストゥメンタル・ユニットPruneのメンバーとして、CD制作やライブ活動を行う一方で、子どもたちのための楽曲を多数手がける。宇陀市にて、リコーダーを使った音楽講座も行ったり、カフェのプロデュースやアースデーならsouthの音楽監督を務めたりする。音楽活動を軸にしながら、詩や写真や絵画等の作品も発表し、そのクロスメディアな表現活動が反響をよんでいる。




大宇陀小学校4年生

34名の学級。はならぁとが始まった2010年度生まれの児童たち。




諸熊仁志

宇陀松山在住の彫刻家。多摩美術大学大学院修了。ブロンズ鋳造による彫刻を制作・発表している。「HANARART 2013」「HANARART 2015」出品。鋳物ギャラリー&ショップ「熊鯛商店」店主。




奈良女子大学インターン生@宇陀松山

石崎美玖、上田ひとみ、川嶋利枝、齋藤真奈夢、宮野梓弓、吉岡桃子の6名。はならぁと宇陀松山にインターンで参加することになった。建築やランドスケープを学ぶ学生。






橿原・八木エリア


三田村龍伸

1980年 神奈川県生まれ。2005年 日本大学芸術学部美術学科彫刻コース卒業、2007年 日本大学大学院 芸術学研究科 造形芸術専攻 博士前期課程修了。湯川制賞授賞。2011年 日本大学大学院 芸術学研究科 芸術専攻博士後期課程 修了。博士号取得(芸術学博士)
主な出展:「第4回 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」「江古田ユニバース」(2011-2018連続出展)はならぁとには、2011-2015年までの5年間継続出展。
コンセプト:はならぁと2011-2015年の間に出展した作品と同様に、仏教伝来の地、奈良ならでは要素をコンセプトに作品制作をしたいと思っております。
現在、絵本の制作をしておりますので絵本の発表と展示空間が決定したらその現場に合わせてアイディアを練っていきます。


「春日の縁」インスタレーション(2015年)
作者・撮影:三田村龍伸




古川守一

香川県坂出市生まれ、1979年多摩美術大学絵画科卒業。1979年〜2021年:個展 檪画廊(東京)・Art Studio Dungeon(東京) CASO(大阪)・うみかギャラリー(香川)他 。1976-2021年:グループ展、アートイベント(香川・奈良・東京・福島・たんぼ・オーストリア・韓国他)
コンセプト:私の今回の作品はどちらかというと、もともとコロナ禍対応として、遠くから離れていても鑑賞できること、説明なしでも何らかの感じ取り方が瞬時にできることを念頭に制作しました。そしてそれは中世の街道を渡り歩く説経師の絵解きのように、直截的にそのまま生に表現を現実に放り込むことでもあります。





CHIZURU  KISHIMOTO

日本の始まりの地、奈良・大和で生まれ育ち、古墳や社寺、野山や川、そこに暮らす小さな生き物たちに囲まれながら、目に見えない不思議な力を空気のように感じて生きてきました。千三百年以上昔から「時の扉」を超えて、令和の今もそこにあるもののパワーを受け取り「大和・SPIRITS・そして祈り」を心のテーマとして飛鳥キトラ古墳にも描かれている神獣や正倉院文様、狛犬などをモチーフに作品を製作中です。
コンセプト:「大和の杜(もり)の神獣たち」を疫病退散!の祈りを込めて「春日神社」で展示いたします。今回は飛鳥キトラ古墳にも描かれている神獣や正倉院文様、毎日お参りしている近所の神社の狛犬などをモチーフに心が沈みがちなコロナ禍の中、心を上向きにして気合で描いた作品たちです。
わたしは日本の始まりの地、奈良・大和で生まれ育ち、子供の頃から古墳や社寺、野山や川、そこに暮らす小さな生きもの達に囲まれながら、目に見えない、なんだか不思議な力を空気のように感じて生きてきました。
千三百年以上昔から「時の扉」を超えて、令和の今もそこにあるもののパワーを受け取り「大和・SPIRITS・そして祈り」を心のテーマとして作品を製作中です。毎日、神社にお参りをして、小高い丘に登り奈良盆地を囲む山々に両手を広げ深呼吸、天を飛び交う鳥たちに話しかけながら心のやすらぎとパワーをもらっています。
野に咲く花、動物たちのたくましさにも日々学ぶことばかりです。
コロナ禍の今、春日神社で疲れた心を少しでも癒して頂ければ幸いです。


「大和の玄武は今日も早起き・早起きは三文の徳なり。」




櫻井恵子・片平修・仲川勝三・清水雅之・島岡亮次

弦月と新象――月が満ちていく様に新しい象に光を照らす――関西学院大絵画部出身者と新象作家協会会員によるインスタレーション作家集団。表現は絵画・立体・陶板・音楽・映像・パフオーマンス・ワークショップと多岐にわたる。2011・2012木津川アート・吹田浜屋敷古民家まるごと展、2014――2021はならぁと等に参加。
コンセプト:There's no planet B. 大切にすべきものは何か。我ら作家自身は日常から直接自然に対峙する者、大地の表面を少し耕す者、形を変えた物を再利用する者がいて、環境との摩擦を理解している。例えばだが、健康維持のため肉の消費を減らせば、食品ロスだけでなく、車の排気ガスによる温室効果よりもはるかに減らせることを知っている。作品作りや活動において、物を大切にすることはエコロジカルである。見る人にそういう視点も付加してもらえれば展示作品も少しだけ違って見えるに違いない。

イベント: 【仲川勝三のビートルズライブ】
10月30日(土)13時より 札ノ辻交流館にて、コールクラークを奏でる全ビートルズナンバー名曲ライブ


奈良・町家の芸術祭 はならぁと 2019「増殖」インスタレーション(会場:八木春日神社)




奈良芸術短期大学クラフトデザインコース専攻科展

専攻科1年 植木悠元(メタル・レザー) 、村島未紗(ウッド・レザー)
専攻科2年 石丸美波(ウッド・レザー) 、角谷茉莉(ウッド・レザー)、河原知佳(テキスタイル・グラス)、菊地菜々子(メタル・グラス)、廣瀬克己(メタル・ジュエリー)、藤本茉優佳(副手)
コンセプト:クラフトデザインコース/専攻科生による6つのメデイア(素材)「メタル・テキスタイル・ウッド・グラス・ジュエリー・レザー」の作品を展示します。自らの手を一番の道具として、メディアと深く関わり研究を重ねて制作する姿勢を大切にしています。





坂野真子

グラフィックデザイナー兼イラストレーターとして制作会社で働いたのち太陽さんさんデザイン事務所を立ち上げ、独立。体調を壊し生まれ育った平群の山に戻り美術制作活動を開始。染織を中心としたインスタレーションやカラフルなアクリル画や油彩で芸術祭や展覧会にて活動中。
大阪美術専門学校美術工芸コース油彩卒業・京都造形芸術大学染織コース卒業
総合デザイナー協会(DAS)会員 日本イラストレーター協会(JIA)会員
コンセプト:油彩をしていたが自我の主張だけではないだろうかと考え、役に立つ制作をと志し、デザインの現場だけで活動してる間は、アートは何の役にたつのか不明であった。ある時、心身共に大変な時に偶然入ったギャラリーの見知らぬ作家の抽象画に癒され、驚いた。その作品はその作者が大変な時に乗り越えるために作られた作品であることを作家自身からお聞きする。アートは人の手によって生まれるからその時の作家のエネルギーがそのまま作品に反映することを実感し共感を得て、人の心も慰めるのであろうかと考え、美しさと見る楽しさの心への影響を考えはじめた。
人間は本当に悩むと人に話すことすらしなくなる。多くの人々はどんな立場であってもストレスをかかえられてることが多い。そんな人々や動物も含め作品を見て気分が前向きになったと思えるような作品をつくるのをコンセプトにしている。


奈良・町家の芸術祭 2020 はならぁと(橿原・今井エリア)




えかわ たえこ / Tao

版を彫り、版で描く。
小さな版のカケラを手に、独自の手法スタンプアートワークにより、内なる景色を表現している。
何の意味をも持たないカタチ、小さなカケラ。
連なり、重なり、合わさって、あらたなカタチが生まれる。





タキ ナオ

愛知県名古屋市在住。
関わりあい移ろう内と外の景色が、抽象的な色の響きによって結ばれる光景を求めて活動している。個展等で絵画を発表する一方、『ライトドロー』と呼ぶ映像パフォーマンス・空間作品・参加型企画等、媒体にとらわれず活動。2019年より、即興的なコラボレーションイベント『光と音のアトリウム』を企画。

コンセプト:『ライトドロー』と呼び、主にライブパフォーマンスで活動している映像作品をプロジェクターで投影します。絵の具などを用い水盤の上に色を重ね、変化していく様子を映し出すものです。今回は事前に制作したものを投影します。

ステイトメント:
川の流れ 光の移ろい 心模様
そうした 常に関係しあいながら
時とともに移ろいゆく 
私たちの外側 内側にある風景

なぜ それが生まれたのか
関係するすべてを確かめることは
容易ではありませんが
風景が存在する という事実から
そのひとつひとつに 思いを馳せ
実感することができたら

私は キャンバスや映像のなかに色を落とし重ね
生まれていくる風景の響きに心をよせます

抽象的な色による光景は
言いしれぬもの 言いたかったこと
ときには私の経験 時間をも遡り
私の内側 外側の景色を行き来します

ふと それらが結ばれたとき
私は この景色が生まれるまでの
ひとつひとつに対する感謝と
いまがあることへの深い喜びを感じます

そんな実感 瞬間との出会いをもとめ
制作しています





やまきみなこ × ふくいまさお

それぞれに活動していた二人が2013年に出会いました。
アートの力で何が出来るのか、人と人を繋ぐ事が出来るのかを考え、
地域の方々との交流を中心に活動しています。
・はならぁと ぷらす・あらうんど 出展(2014-2018)
・月のアート展 入選(第 8・10・11・12・14・15回) 入賞(第13回)
・個展「 つ-な-が-り 」
・ひらかたまちかどアート巡り 出展
コンセプト:人と人が行きかう「まち」
過去から今を重ねて、未来へと「つながる」。
「ただいま」って、家に帰れる日常。家族に会える日常。
人々の日常をイメージとことばで表現します。


「 た だ い ま 」




愛知県出身。
2010年頃から水彩色鉛筆を使い独学で絵を描き始める。はならぁとを機に2015年より奈良県へ移住。
コンセプト:“棄てられてしまうもの”に色をのせて、新しいものを生みだしたい。





奈良芸術短期大学 専攻科デザイン

2017年から専攻科デザインは、「はならぁと」に参加してきました。
まほらまさんと「華やぎ」というイベントを企画し、畝傍駅に暖簾を吊るし、着物を着たスタッフが様々なお店を出したり、ライブ演奏などをして、「はならぁと」を盛り上げました。
畝傍駅貴賓室で「花曼荼羅」をテーマにした映像による空間演出や、 Waccaでの動物のお面の展示、夜は下つ道に灯篭を並べ、八木札の辻交流館の2階の障子に映像を映し出して、「古き良き時代の賑わい」を表現しました。
コンセプト:コロナ禍の中で、様々なイベント、祭りというのが、中止されてきました。
人々が賑わう「祭り」ということを改めて見直し、「祀る」という祭りの原点に戻り「祭りの時代」をテーマに、八木 札の辻交流館の障子に映像を映し、祭りの原点を表した巨大提灯や、太古・現代・未来をグラフィックイメージした提灯の展示を行います。
イベント:提灯の展示 2021年10月29日・30日・31日 10時-17時、障子マッピング 2021年10月29日・30日 17時-20時半





桜井・戒重エリア


岡本奈香子
Nakako Okamoto

1973年奈良県生まれ、奈良県在住。2012年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士(後期)課程メディア・アート領域修了。
過去に経験した特異な意識変容をきっかけに、創造性と脳の関係性に興味をもつ。脳の言語野を磁気刺激して絵を描く科学的な実験を行うなど、アートと認知心理学などによる領域横断的な制作手法により、ヒトの創造性の根源への探求の旅を続ける。
2021年 かいじゅう未来計画を立ち上げる。 https://www.nakako-okamoto.com


Born in Nara in 1973. Based in Nara. 
Graduated with an MFA in Painting from the Wimbledon College of Arts, London, UK in 2005, and then completed her Ph.D. in Media Art at the Kyoto City University of Art in 2013. Established the Kaiju in 2021.
Due to her personal experiences with hallucinations and altered levels of consciousness throughout her youth, Nakako Okamoto has been enthusiastically engaged in studies that explore the relationship between artistic creativity and the brain. Okamoto conducts scientific experiments using transcranial magnetic brain stimulation and undertakes practical fieldwork exploring different magnetic fields for her research with electromagnetism and geomagnetism. Her cross-disciplinary studies of art, cognitive neuroscience and cultural anthropology aid her in her continuing pursuit of the origins of creativity.


「A journey of critical perception 知覚の臨界への旅 (2017)




田中誠人
Masato Tanaka

1988年長野県生まれ、東京都在住。2013年 IAMAS(情報科学芸術大学院大学)メディア表現研究科修了。
近年は「観察のための観察」をテーマに、科学、医学、哲学、人類学などを参照しながら、素材や技法に捉われない複合的な方法で、「見る」ことを見る、あるいは「鑑賞」という行為を鑑賞するような、メタ的な構造を持ったインスタレーション作品の制作に取り組んでいる。
https://mst-t.org/


Born in Nagano in 1988. Based in Tokyo.
Graduated with an MFA degree in Media Creation from the Institute of Advanced Media Arts and Sciences (IAMAS) in 2013.
In recent years, Masato Tanaka has been working on the creation of installation works with a unique approach that looks at the act of seeing or appreciates appreciation itself, under the theme "Observation for the Sake of Observation". Consulting the various fields of science, medicine, philosophy and anthropology, Tanaka’s installations are the product of an intricate process that is not bound by material or technique.


「Full moon effect」(2018)




林圭介
Keisuke Hayashi

1981年 奈良県橿原市出身。幼少より独学で絵を描き始める。2004年 関西学院大学哲学科専攻修了。2014年 ベルリンに滞在。現在、奈良県在住。

http://www.outofplace.jp/artist/person/keisuke_hayashi.html


1981 Born in Kashihara City, Nara, Japan. Self-educated artist from an early age. 2004 Graduated from Kwansei Gakuin University with a degree in Philosophy. 2014 Resided in Berlin, Germany.
Currently based in Nara.





ヤーナ・マイヤラ
Jaana Maijala

1984年、フィンランド・イリスタロ生まれ。フィンランド在住。2013年にアールト芸術大学大学院修士課程アートとフォトグラフィーのMFA取得。
マイヤラは、写真とドローイングを組み合わせて制作を行う。彼女は、鉛筆を試作・思考し、記録するための道具とし、生活と密接なものとして描かれるドローイングから作品を立ち上げる。その後、ドローイングを写真に撮ることで、アイデアや経験を洗練させ、それらに光を当て留める。現在、マイヤラは、ドローイングという行為の背後にあるものに興味を持つ。人知を超えて、心の本質を見ること。この探求は、彼女の仏教の研究と、ゾクチェンの系譜に基づく実践からインスピレーションを得ています。
2018年からは、サウンドアーティストのヴィッレ・リンナとのコラボレーションであるStump Of Prometheusとしても活動。
https://jaanamaijala.tumblr.com


Born in Ylistaro in 1984. Based in Finland.
Graduated with an MA degree in Fine Arts and an MFA degree in Photography from the Aalto University School of Art and Design, FI, in 2013.
Jaana Maijala's works combine photography and drawing. Using the pencil as a tool for drafts, thoughts and documentation, her work begins with drawings which are intimately connected to everyday life. These drawings are often later photographed in order to polish up her ideas and experiences, and bring them into focus. At present, Maijala is fascinated by what lies behind each drawing; going beyond human intellect and peering into the real nature of the mind. This pursuit has been inspired by her Buddhist studies and practice of Dzogchen. Since 2018, she has been the other half of ‘Stump of Prometheus’, a collaboration with sound artist Ville Linna.


「Practice of now」(2021)




ヴィッレ・リンナ
Ville Linna

1982年フィンランド、ヘルシンキ生まれ。フィンランド在住。
リンナは音を媒介にしたいくつかの文化史的・環境的なプロジェクトに取り組む。近年は屋外での活動を主とし、人と人とのつながりを見出そうとしている。また、サウンド・アートに加えて、詩やビデオの制作も行う。ヴィジュアル・アーティストのヤーナ・マイヤラとStump Of Prometheusとしても活動。


Born in Helsinki in 1982. Based in Finland.
With sound as his medium of choice, Ville Linna has taken on various cultural history and environmental projects. His work is based on community perception in urban landscapes. In recent days he can often be found working in open-air spaces in an attempt to root out human connections. In addition to being a sound artist, Linna also works with poetry and the moving image. Linna is part of the art collective ‘Stump of Prometheus’ with visual artist Jaana Maijala.


「Flute in the lake」 (2020)




池田昇太郎
Shotaro Ikeda

1991年生まれ。大阪にて元おかき工場の経過を廻るスペース⇆プロジェクト山本製菓を2015年より開始。ある状況や環境における土地や人々の集合意識を巡りながら、言葉の有無を問わず詩作に取り組む。また他のアーティストや詩人、スペースと共同しながら調和と異化、連帯と孤立、故郷と異郷の間を旅するように詩とは何かを探る実践を行う。
www.yamamotoseika.com


Born in 1991. His recent practice has been driven by composing poetry among people and collective consciousness in certain situations or environments with and without words. He has been actively collaborating with sound artists, singers, visual artists, painters, dancers, historians, and other poets to travel and listen in between harmony and dissimilation, solidarity and solitude, natives and strangers besides his individual poetry exercise as interactive facts.


「only persimmon knows」 (2020)






お問い合わせ
主催:奈良・町家の芸術祭 HANARART 実行委員会、奈良県
〒630-8114 奈良県奈良市芝辻町2丁目6-14 maru room内 「奈良・町家の芸術祭はならぁと事務局」 MAIL:info@hanarart.jp