八木札の辻エリア開催日程


2013年9月20日(土)〜 29日(日)
10:00 −17:00 ※会場により異なります。

 

事前公開制作日:春日神社
2013年9月18日(水)、19日(木)


アクセス

車…京奈和自動車道 橿原北ICから約15分
  橿原高田IC から約10分
電車…近鉄大和八木駅から徒歩5分
   近鉄八木西口から徒歩10分
  ・近鉄橿原線時刻表
   JR畝傍駅下車すぐ
  ・畝傍駅時刻表



八木札の辻

「クロスロードに薫る歴史と町並みが魅力のまち」

大阪と伊勢街道を結ぶ日本最古の国道「横大路」と、藤原京の幹線道路で平城京の朱雀大路に連なる「下ツ道」の交差点「札の辻」がまちの中心となっています。今も残る旅籠や町家が当時の面影を残します。日本文化がクロスする「八木」で生活とアートに触れてください。

地域団体紹介:NPO法人 八木まちづくりネットワーク

伝統文化や建築物などの歴史的資産を活かしつつ、住環境の改善を行い、「歴史を尊重する生き生きとしたまち」として活性化することを目指しています。
公式サイト:http://www.yagi-net.jp/
お問い合わせ:0744-37-0804


2013.09.11 八木札の辻

横大路1400年記念 国際シンポジウム&映画上映会 〜道〜 その遥かなる記憶  

日程:9月20日(金)〜22日(日)
場所:奈良県橿原文化会館 ほか
内容:国際シンポジウム、映画上映会、シルクロード音楽会など
TEL:0744-22-4001 橿原市 観光課
http://www.city.kashihara.nara.jp

日本書紀に推古21年(613)「難波(大阪)より京(飛鳥)に至る大道を置く」と記されている日本最初の宮道「横大路」が敷設されて今年で1400年目を迎えます。
新国家建設の夢と理想を胸にした遣唐留学生達の旅立ちの路、命の危機をかえりみず新文化を日本にもたらした渡来人たちの最後の道のり、それが横大路でした。


アーティスト

 西田 瑞穂
にしだ みずほ [tex]

奈良芸術短期大学出身の織物作家。織の作品展示や、織機で実際に織っている様子が見学できます。さらに、染・織の体験も可能です。  春日神社

ワークショップ:「奈良芸 染物屋」
9/21(土)~23(月・祝)、28日(土)、29日(日)11:00〜15:00

イベント:「奈良芸 織物工房」
9/20(金)~9/29(日) 10:00~15:30
☎ 奈良芸術短期大学 0744-27-0625


 とうめいな目
とうめいなめ [n,mo]

作品の見方が個人間で多様なら、皆がまるで別作品を観ているよう。そんなの寂しい、人と感覚を共有したい!本作品では生理学的な知見から擬似的な共有を実現させます。  旧植田折箱店
※9/27(金)〜29(日)のみの開催となります。

第1回 情報化芸術学大会 ランチョンミーティング
9月27日(金) 12:00〜13:30
情報化された作品形態(インタラクティブ・アートや映像作品など)の未来について考える会
主催者・参加者が、美術・理工学分野の要人になったつもりで会議を行う。昼食持参ください。
定員【15名】 料金【無料】


 神戸「アトリエ野の花」
[tex]

「葉っぱのカタチを染めよう!」
八木の花や木の葉っぱのカタチをきりとって、型染めをとおして、自分の感じるままに作品をつくり表現しましょう!  旧山中家

葉っぱのカタチを染めよう!
9月29日(日)11時・13時・15時 (1時間程度)
自然のモチーフをテーマに五感で感じ人と比べず自由に自分の感じるままに表現しよう!とゆうワークショップです。八木の花や木の葉っぱのカタチをきりとって、型染めをとおして、作品をつくります。
定員【10名】 料金【有料500円+材料費】
お問い合わせ先:神戸「アトリエ野の花」阪田 078-753-4665】


 八木のみなさん+東瑛子・空・タキナオ
やぎのみなさん+あずまえいこ+そら+たきなお  [in]

八つの"き"からはじまる八木の物語を、みなで紡ぎ育んでいく。リアルタイムに育っていく『八つの木』に、あなたも参加しませんか?  JR畝傍駅 駅舎

たい・やき∞ ~音と色で遊ぼう!~
9月28 日(日)
音づくりのワークショップと、その音とともに色で遊ぶワークショップです。みんなでものを作り上げる楽しさ、自己解放を目的とします。みんなで作った作品ははならぁと最終日に展示をします。
定員【50名】 料金【 有料 200円】

たい・やき∞ ~音と色のダイアローグ~ 
9月19 日(木)
バイオリン演奏と、即興画によるライブパフォーマンス。たい・やき∞・・・対八木、八木の町と対話すること。∞は繋がり広がっていく環と、数字の8(八木の八)をイメージしました。音と色と八木の町と対話しながら、空間を作っていきます。【 無料】


 棚澤 英恵
たなざわ はなえ (b.1982) [pa]

中河合家の元酒屋スペースが、主に折り紙をコラージュして創作する私のアートギャラリーに変身。ポストカードや作品モチーフを使ったお菓子も販売します。 中河合家

折り紙コラージュを作ろう!
9月 21 日(土)、28(土)13:00〜16:00
【 無料】


 空
そら [pa]

時期・場所・つくり手・訪れて下さる方々、一つ一つの条件が重なってようやく生まれるのが今回の展示です。〝一期一絵"から素敵な〝恋鎖反応"が生まれますように。  春日神社


 gbaプロジェクト
(b.1963)  [in]

「ニット&プチプチr 空き箱deハッピー in 奈良・大和八木」
毛糸、プチプチ、空き箱などでつくってもらったパーツで、壁や床をデコっていき、部屋を変身させます。  旧山中家


 小松原 智史
こまつばら さとし (b.1989) [pa,in]

脈絡のないイメージを描き続けることで、物語やメッセージ性はノイズ化する。意味を無くすと新しい意味や形が生まれるので、またそれを無くすために、終わることなく私は絵を描き続ける。  JR畝傍駅 貴賓室


 タキナオ
(b.1983) [pa,per]

移ろうけしきをテーマに、八木の景色や心のイメージなどを描きます。絵とことばとを育んでいく、参加型の展示も行ないます。  旧多田新聞舗


 奈良芸術短期大学作品展
 [pa,sc,tex]

洋画・日本画・デザイン・陶芸・染織・クラフトデザインの学生作品を展示。町家の中で、現代の若い学生達の作品が響き合います。  八木札の辻交流館
※9/20(金)は休み。9/21(土)のみ12:00より開催


 島本雅子・上田みどり

しまもとまさこ 

うえだみどり

[pa,sc]
古い日本家屋(築約200年)を実家にもち、又現代住まいしている環境のもと、ステンドグラス、油彩という表現方法で、日本・西洋文化の接点を探りたい。  岡本家


 

八木札の辻の町家

八木札の辻交流館

橿原市指定文化財 登録名:東平田家(旧旅籠)
今から1400年も前の飛鳥時代に開かれた古道である横大路(伊勢街道)と下ツ道(中街道)の交差点が「八木札の辻」です。近世・江戸時代になると近郊の商業の中心地となり、また伊勢参りや大峰山への参詣で大変賑わいました。その様子は「西国三十三所名所図会」(嘉永6年(1853年))に当時の東の平田家(旧旅籠)と共に生き生きと描かれています。絵図の2階の街道筋に手すりが回されている旅籠の様相を改修した建物と見比べてください。歴史的な建造物の景観が蘇りました。また「東の平田家」に保存されていた古文書、「大阪浪速講 伊勢道中記 御定宿附」(江戸時代、大阪から伊勢にいたる旅籠のガイドブック)に「八木 木原屋(きはらや) 嘉右衛門」として紹介されています。建築時期を記した資料は見つかっていませんが、古文書、構造手法、鬼瓦の箆(へら)書(天保七申六月作)などから、18世紀後半から19世紀前半に建築されたと考えられます。 



JR畝傍駅 貴賓室

明治期には畝傍御陵や橿原神宮への最寄駅で、皇室の参拝のため貴賓室が設けられました。現在の駅舎は昭和15年のもので、橿原神宮と同じ台湾檜をつかった総白木造りが特徴です。今上天皇のご成婚報告(昭和34年)に使用されて以来、皇室の使用はなくなり、旧国鉄の衰退もあって、無人となった駅舎は昔日の繁栄の面影を残すのみとなりました。 



岡本家

八木の町を南北に貫く<下ツ道」に東面する二階建ての木造建築で、日露戦争をはさんで一時中断しながらも、着物の反物・帯の商家として先代より建てられました。江戸・明治・大正・昭和初期の伝統建築の町並みのなかにあって、ひときわ八木らしさを醸しています。