桜井本町

えあ　アーティスト

　厚芝 ひろみ
あつしば ひろみ 　（b.1983)　［pa］

2006年近畿大学文芸学部芸術学科卒業、2009年鳴門教育大学大学院芸術系美術コース修了。地元奈良桜井市を拠点に活動。
この家がたてられたときのままの離れは、黄ばんだふすまや破れた障子から、今でもなお、ここで暮らしていた人々の息吹が感じられる。のこされた傷あとや確かに残る、ひとの面影。記憶の破片をつなぎとめたら、そこにはどんな景色が見えるのだろう。　佐藤邸

　中田 桃子
なかた ももこ　（b.1984）　［pa,in］

2007年大阪芸術大学芸術学部美術学科を卒業。地元奈良桜井市の自然や空気感をアクリル絵具のグラデーションで表現。
雨が降って土が香り出す様に、建物に光が差し込み染み込んだ歴史が露になる。雨の様に建物に色を染み込ませ、空間を緑のグラデーションで染め上げます。地元に染み込んだ澄んだ空気、おだやかな時間を作り出しおもてなしします。見に来てくれた人を桜井にすぅーっと導ける展示にしたい。 　佐藤邸

　黒田 大祐
くろだ だいすけ　（b.1982）　［in］

芸術家。
地勢的条件が人間生活にどの様な影響を及ぼすのかについて、悠久の歴史を持つ桜井で古今に亘る資料を基に考える事は、大変意味のある事だ。私がこの大変な取り組みを完遂するには芸術的飛躍が必要であり、また親切な協力者も不可欠だが、桜井にはそれが揃っている。街の将来を考えるにあたり、この取り組みが象徴的なものとなるように頑張りたい。 　佐藤邸

もあ　アーティスト

　原田 恵
はらだ めぐみ　（b.1988） ［pa］

普段から「食物」をテーマに制作活動しています。今回は会場の「力寿司」（元寿司屋）で、当時の店内を想像しながら、空間を作りたいと思います。　力寿司

　今村 知也
いまむら ともや（b.1984） ［mo］

ＨＡＮＡＲＡＲＴには2度目の参加。昨年と同じ私的にも所縁の強い桜井市での“もあ”という自由な提案の中に、私なりの恋鎖反応を映像表現したいと思います。　力寿司

　越智 喜子
おち よしこ　（b.1980）［mo,pa］

タイトル「複眼」。昆虫類や甲殻類などの複眼は、たくさんの個眼が集まって出来ています。毎日目にするものでも、見方を変えれば新しい発見があるはず…。　松原時計店

　TAKESHI
たけし　（b.1989）［pa］

巨大な壁面にダイナミックなオリジナルアートを描く。
　金田呉服店 壁

　大阪芸術大学 Art Planning Team
犬伏雅一・大橋勝［mo,in］

寺の本堂に学生達による映像作品を配置展示。様々なサイズのモニターに桜井の風景、人々の姿などを映し、それらを見守る仏様の構図を展開。　来迎寺 本堂（らいこうじ）

　岡田 彩希子
おかだ あきこ　（b.1975） ［mo,so,in］

かつてあったものと今はないものという、自他の内外を循環する記憶を、「玄関の間」を舞台とし映像インスタレーションにより再構築。　　来迎寺 玄関の間（らいこうじ）

トーク　新宮一成、他
11/24（日）13：00
場所： 桜井本町たまり場
個と歴史の記憶に関して、展示作品を話題にトークを行う。

　上月 ひとみ
こうづき ひとみ 　（b.1972）［pa］

黒板壁画制作：活用されつつある商店街の店舗跡地に、誰でも描き込み可能な壁画を制作することで、より親しみやすい場を作る試みをしたいと思います。　サポーター本部 「たまり場」

黒板壁画に絵を描こう
11/17(日)・随時
☎ 050-5005-1564

　夛山 祐子
たやま ゆうこ　（b.1986） ［pa］

暑い夏も冬のすがすがしい空気も、すっとすり抜け消えていく。私の作品も季節の風や空気のように、人の心をすり抜けて、何かを感じてもらえるだろうか。　米澤邸

　川名 一吉
かわな かずよし　（b.1972） ［in］

「コト,モノ,ヒト」を軸に、日常で交わることのない人達が互いを意識し、同じ時間と空間を共有、発生したエネルギーを感じ取り、非日常を体感して頂きたい。　　6丁目路地

　津川 まぁ子
つがわ まぁこ　［mo,pa］

初めまして！桜井市の自称ご当地アイドル津川まぁ子です！桜井って何があるの？三輪そうめん、それから…？桜井市の魅力を皆様にたっぷりお届けします！　　保田與重郎生家

　アノアデザイン　Ｕ－１
（b.1984） ［pa,sc］

桜井市にひっそりとたたずむ琴平神社。そこに、現代の妖怪達が大集合。　　琴平神社拝殿

琴平神社で妖怪作り
11/23（土）13：00～18：00
定員：20名　参加費：500円　随時受付
色の付いていない、妖怪キャラクターに絵付けを行って頂きます。☎090-3308-4094

　三橋 玄
みつはし げん
http://www.bambookingdom.net

竹アーティスト。「いのちのかたち」をテーマに、竹を細く割いた線を組んで巨大造形を作る。ボランティア団体「竹の国」を主宰し、竹林整備と竹の広範囲な利用研究にも取り組んでいる。2011年3・11原発事故直後から東京を離れ、関西での活動を開始。2012年辰年は大阪ATC「飛龍2012」から全国各地で龍を制作。寺社聖域での制作多数。アートイベント、音楽フェス、ステージ装飾、オブジェやモニュメントなど幅広く活動中。　　等彌神社（とみ）

初期国家成立の地である桜井市の中でも重要な古代の聖地である「等彌神社」には、今も言葉にし難い、静かに澄んだエネルギーが漂っている。折しも、秋の冷気が空気を透明に、色彩を鮮やかにする。この時、この場所を与えていただいたことに感謝し、そこにある神の気配を感じながら、竹と私の体を通して生まれてくるものに出会いたい。

　等彌神社　上津尾社前
11月16～19日　公開制作（制作の様子を見ることができます。）
11月20～26日　献灯祭
全日夜間のライトアップが行われます。日中もご参拝、ご観覧いただけます。

桜井本町の町家

佐藤邸

大和で最も古い魚市場が開かれた、本町と立小路とT字路はかつて藤堂藩の宿場もおかれた所。その一角の路地を入ると、風変りな町家がひと際目を引く。独特の外観は伝統的様式を残しつつもどこか斬新な印象を受ける。すべて同一の山から切り出した木材で建てられたというこだわりは、時代を経ても朽ちる事はない。

保田與重郎生家（やすだよじゅうろう）

桜井が生んだ昭和の文芸評論家である保田與重郎。大和桜井の風土の中で身につけた豊かな古典教養と迅速な連想による日本美論と評される作品の中で、しばしば「私の郷里は桜井である」と誇らし建てるなど「郷里桜井」を全国に紹介。

来迎寺（らいこうじ）

融通念仏宗の名刹。現在の本堂・庫裡は幕末の再建。山門をくぐると壮麗な瓦屋根が目に飛び込んでくる。本堂内では高い天井に精巧な彫刻を施した部材による見事な木組を見ることができる。（仏像の拝観はできません）。

玉手箱プロジェクト

　松村 公嗣　/　まつむら こうじ
日本画を展示。　近藤百貨店。

　田所 浩　/　たどころ ひろし
日本画を展示。　ドレス森本

　クラウス・ブルンネル作品
　　 桜井高校アートギャラリー
水彩画墨絵／写真／彫刻。　サンチェリープチホテル

　中西 和　/　なかにし むつみ
日本画を展示。　大倉結納品店

　出井豊二　/　でい とよじ
はり絵作品を展示。　大倉結納品店

　鎌田 麦風　/　かまだ ばくふう
奈良一刀彫を展示。　大倉結納品店

　平井 明　/　ひらい あきら
陶芸作品を展示。　保田與重郎生家

　桜井理容組合
ヘアアートを展示。　桜井市立図書館

　前田 政晴　/　まえだ まさはる
版画作品を展示。　等彌神社

　川本 麻紀　/　かわもと まき
陶芸作品を展示。　等彌神社