アーティスト
天理エリア
奈良田晃治 Koji Narada
会場:旧洋服店
作品名「火の記憶」
1982年大阪生まれ。2006年大阪芸術大学を卒業。2009年より現在まで関西を中心に絵画作品の発表を続けている。旅先の風景や古い写真に写る人々をモチーフにして、画面上における地と図の関係や、グレージング技法によって生まれる偶然性を利用した作品を制作してきた。
2019年より日韓藝術通信実行委員会代表。
Born 1982 in Osaka, graduated from Osaka University of Arts in 2006, and has been showing paintings mainly in the Kansai region since 2009. Using the landscapes of his travels and the people in old photographs as motifs, he has created works that utilise the relationship between ground and figure on the canvas and the coincidences created by the glazing technique.
Since 2019, he has been the representative of the Japan-Korea Art Communication Committee.
「伸びた茶畑のドローイング」 2020年 撮影 Tomas Svab
ユージン・ソレール Eugene Soler
会場:旧いわい洋品店 2階
作品名「Immaterial」
1977年生まれ。オーストラリアの建築家、インスタレーション・アーティスト。オーストラリア、イギリス、フィリピン、現在は奈良を拠点に活動。セントラル硝子国際建築設計競技で2度受賞(第44回、第55回)。2019年 京都文化力プロジェクト野外インスタレーション公募展で大賞を受賞(審査員:安藤忠雄氏 他)。
彼の作品はサイトスペシフィックであり、人の身体が時間/空間、文化、意味、忘れられた記憶をどのように体験するかを調査している。自然や周囲の環境との関係を再発見するため、素材のパフォーマンス性について実験し、その空間的な可能性を探る。
Born in 1977. Eugene Soler is an Australian Architect and installation artist whose works have been built and exhibited in Australia, UK, the Philippines and Japan. He was twice the recipient of Centralglass International Architecture Design Competition awards (44th and 55th) in Tokyo. In 2019, he was the recipient of the Kyoto Cultural Power Project public space installation judged by Tadao Ando. The work includes installing 50,000 bamboo reeds to create a temporary public park in Kyoto City.
His works are site specific and investigates how the body experiences time/space, culture, meaning and forgotten memories. He experiments with materials' performative qualities and explores its spatial possibilities in order to re-discover relationships with nature and our surroundings.
Currently based in Nara, he is working on creative ways to renovate abandoned houses (Akiya) as well as collaborating with local artists.
Photo : Takeru Koroda (c)Kyoto Power of Culture Project, Kyoto Art Center
岩谷雪子 Yukiko Iwatani
会場:旧青果店
作品名「薬草たちの囁き -Whispers of Medicinal Plants-」
1958 年札幌市生まれ、高知市在住。武蔵野美術大学日本画科卒業。植物による立体、映像、インスタレーション等の作品を制作。彼ら(植物)から感じたものをできるだけ損なわぬよう気をつけながら、彼らの魅力的な姿をアートとして再構成し、私達の周りに実は存在しているたくさんの生命の声を聴く、或は彼らを感じるための場を作っている。
Born 1958 in Hokkaido, lives and works in Kochi. Graduated from Musashino Art University, Department of Japanese Painting. Produces sculptures, videos, installations and other works using plants. While taking care not to lose as much as possible of what she feels from them (plants), she reconstructs their fascinating forms as art and creates places where we can listen to the voices of the many lives that actually exist around us, or feel them.
「薬草たちの囁き ヤマトトウキ・婦人薬」2022
葭村太一 Taichi Yoshimura
会場:旧サーフショップ
作品名「Daddy's Revival」
1986年兵庫県生まれ。日常に溶け込んでしまった“痕跡”に焦点を当て、その奥に存在するであろう目には見えない不確かな部分から作品を制作している。忘却し消えゆくものの時間を保存し、時間感覚の本質を問いかける。
Born 1986 in Hyogo Prefecture. Focusing on 'traces' that have dissolved into everyday life, he creates works from the unseen and uncertain parts that may exist behind these traces. He questions the sense of time perception by preserving the time of things that forget and disappear.
「 Imitation or mimic」 2021
写真クレジット 大槻智央
赤松加奈 Kana Akamatsu
会場:旧荒木邸
作品名「今から、生まれる。」
1990年生まれ、奈良県在住。
2015年 京都造形芸術大学大学院 芸術表現専攻 修了。
群馬青年ビエンナーレ2019大賞受賞。
結婚し農業をする傍ら絵を描き、また、高校やフリースクールなどで子どもたちと絵を通して交流をしてきた。
農業風景の中にある生と死、そしておおらかで切実な周囲の人々の姿を描いている。
Born 1990, lives in Nara.
Completed postgraduate studies in Artistic Expression at Kyoto University of Art and Design in 2015.
Awarded the Grand Prize at the Gunma Youth Biennale 2019.
She paints while married and farming, and has also interacted with children at high schools and free schools through painting.
「いのちのかたまり」2022
730 × 610 × 30mm
アクリル,キャンバス,パネル
橿原・今井エリア
坂野真子
会場:今西長屋
作品名「気分転換」
1973年生まれ。大阪美術専門学校美術工芸学科卒業。京都造形芸術大学染織卒業。全関西行動展入選。行動展入選。絵画と染織を中心としたインスタレーション作品を展開。毎年制作するオリジナルの絶滅鳥ドードーも共に。見た方が気持ち良い気分転換になるようなインスタレーションを展開。今、コロナやストレスなどで疲れきった方々が多いと感じ、見た方が気分転換をして前向きな気分になるような展示を日々模索中。また捨てられる梱包発泡スチロールや長襦袢生地などを再利用して生まれてモノを何とか最後まで生かして全ての存在意義を尊ぶ作品作りを心掛けている。
藤田千代
会場:中町生活広場
作品名「向日葵」
奈良市在住、奈良を拠点にスケッチ、水彩画、油彩画、様々なスタイルの絵を描いています。2016~2020年 奈良・町家の芸術祭はならぁと(橿原エリア・今井)にペン画「向日葵」で「日々の暮らしに絵の悦びを…」をテーマにして出展。主題の「向日葵」はペン画から割り箸と墨で描いてみたりまた細密から図案化を試したりと毎年変化している向日葵を観てください。また、スケッチでは今井町の伝統的な町並みスケッチ画も出展します。
所属:京都水彩会員、奈良スケッチ会会員、奈良木曜スケッチ会講師
佐生里佳
会場:景観支援センター
作品名「クレマチスNo.2」
大橋歩事務所勤務の後独立、フォトグラファーマネジメント事務所。
「佐生オフィス」設立。生け花・フラワーアレンジメントを学び、生花店勤務を経て、2017年より植物をモチーフとした作品制作を開始。2022年、南青山「はいいろオオカミ+花屋西別府商店」にて個展。
植物が好きです。つるや実、枝や根も、ひとつとして同じものがない自然の形に魅かれます。そんな発見の感動によりそいながら暮らしたい。そう思いながら制作しています。
NAOKI
会場:中西家
作品名「祈り」
ミラノ・ロンドンでファッションフォトグラファーとして活躍後、日本に帰国。 Ogg,Domani,SPUR.,FIGARなどの女性ファッション雑誌制刊に携わるとともに、モデル発掘、スタイリスト・ヘアメイクのディレクション、アートプロジェクトのプロデュースなどを行う。日本で数少ない本格的なファッションフォトグラファーとして数々のファッション誌、広告で活躍。自らが写真家として活躍する一方、日本で初めて写真家、ヘア・メイク、モデルをマネージメントするコマーシャルレップの「face to face」を東京に設立。2000年には、日本で初めての自然光に特化した撮影スタジオを設立。
星伸二
会場:阿伽陀屋若林亭
作品名「今井町の民家」
1960年生まれ。新潟市在住。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。卒業後一年間、京都市立芸術大学で仏教彫刻を学ぶ(聴講生)。奈良の歴史や文化、風土に魅せられ、ときどき奈良を訪れては、古寺や町家を描いている。「奈良の古寺・町家を描く」をテーマに、新潟で5回、奈良で2回個展を開催。奈良のイタリアンレストランに20作品を貸与。併設のギャラリーで2年間作品展示。無所属。
SUZUKIMI
会場:今西長屋
作品名「Sympathy」
愛知県生まれ。東京在住。女子美術大学で油絵を学び、その後、写真やインスタレーションなど幅広く制作を行う。
生きることや循環する命、その源の神秘を知りたくて動物や植物、自然現象をモチーフに、また、牛乳パックなどの廃材を用いて作品制作を行う。
お問い合わせ
主催:奈良・町家の芸術祭 HANARART 実行委員会、奈良県
〒630-8114 奈良県奈良市芝辻町2丁目6-14 maru room内 「奈良・町家の芸術祭はならぁと事務局」 MAIL:info@hanarart.jp