ぷらす 生駒宝山寺参道:11月7日(金)- 16日(日)
「生駒の聖天さん」と呼ばれ、人々の信仰を集める宝山寺へと続く参道は、かつては賑わいとエネルギーに満ち溢れていました。生駒聖天さんどう会は、観光生駒の復活を目標に、今に残る宝山寺参道の古き良き町並みを再生・有効利用した、新たなまちづくりに取り組んでいます。この地域に暮らす人々と連携し、小さなことから粘り強く変えていくことで、この町を元気にしようと活動しております。今年、より沢山の方に、この地域の良さを知っていただく良い機会になればと、「はならぁと」への初参加を決めました。生駒在住のキュレーター村田典子さんはじめ、生駒に関わりのあるアーティストに多数ご出展いただき、参道に新しい風が吹こうとしています。かつて「奥座敷」と呼ばれた「都会の喧噪を離れた静かで落ち着いた場所でありながら、華やかで楽しむことができる場所」を、来場者の皆さまに体感していただければ嬉しく思います。”はならぁと”開催によって、新たな繋がりが生まれていくことを、今から楽しみにしております。
1678年湛海律師が再興した宝山寺は、商売繁盛、現世利益の神様である大聖歓喜天を祀り、江戸時代から今日に至るまで、多くの信心を集めています。近鉄生駒駅から宝山寺へと続く参道は、かつて参拝者相手の飲食店や土産物屋、料理旅館が立ち並び、奈良県一の遊興観光地として栄えました。参道を歩くと、今でも賑やかだった当時の雰囲気を感じる事が出来ます。生駒山の中腹辺りに位置することから、古都奈良を見渡すことができ、静かで、ゆったりとした時が流れています。
会期:11月7日(金)- 17日(日)
運営:生駒聖天さんどう会 http://sandokai.blog.fc2.com/
交通情報:近鉄 生駒駅→近鉄ケーブル 宝山寺駅下車 徒歩約10分
参加アーティスト:嶋田 健児、中尾 彩子、鍵 豪、黒瀬 正剛、金子 ゆう子、まちや まさみ、あちゃこ、Santo Banana
グループ展示
The voice of 「H」+
会場:宝山寺 洗心閣
嶋田 健児 Kenji Shimada
聖地から見える風景は現実か?幻か?
カミとヒトとの領域の心象風景がここにある。
中尾 彩子 Ayako Nakao
如何にひとは想い、モノはあるのか。想い巡らせた線。
宝山寺と町の間にある場で、吹き返す。
鍵 豪 Takeshi Kagi
宝山寺という場所が放つ独自性に、作家は耳を澄まし、光を返さなければならない。
展示
「SANKI」
黒瀬 正剛 会場:宝山寺教務院(旧サンキ旅館)
文字や記号のような様々な線の連なりによって、有機的な画面を生み出します。
「くぼみ」
金子 ゆう子 会場:自然菜食 ナイヤビンギ
なんでもくぼんでいたら、うつわになるよなぁ、なんて思いながら作りました。
「生駒聖天万燈会」灯籠BEST100基展示
会場:洗心閣広場
生駒聖天お彼岸万燈会で参道に並べられた灯 籠 の中から、ベスト100基を選出し、展示します。
「色花が咲く」
あちゃこ 会場:旧駐在所
生駒に色花を植えて元気を咲かせましょう。
「Jalan-Jalan」
(「ジャラン・ジャラン」はインドネシア語で、「通行、散歩」を意味します。)
Santo Banana 会場:摩波羅茶屋
史跡巡りも食も楽しめる奈良をJalan2しましょう。そして私の作品の中をJalan2してください。
ワークショップ
「親子で楽しむゆかいな遊書(ゆうしょ)」
まちや まさみ(遊書ゼミ講師) 会場:宝山寺教務院(旧サンキ旅館)
開催日時:11/8(土)・15(土)10:00-12:00
料金:一人500円(大人・子供共通/材料費込み)/定員:各日30名/要予約
申し込み・問い合わせ先:info.yusho@gmail.com
書いてるうちにパパ・ママ・子どもの役割を離れ「本来の自分」に戻り自分を楽しんで表現する、遊ぶ書——。
マップ
交通情報:近鉄 生駒駅→近鉄ケーブル 宝山寺駅下車 徒歩約10分
合わせて行きたい
奈良きたまち:工場跡 宝山寺駅→鳥居前駅 ケーブルカー 5分 近鉄生駒駅→近鉄奈良駅 快速急行 約20分
奈良きたまち(ぷらす)
郡山城下町:南大工町の家宝山寺駅→鳥居前駅 ケーブルカー 5分 近鉄生駒駅→近鉄郡山駅 急行 約20分(大和西大寺駅乗換え)
郡山城下町:旧川本邸
郡山城下町(ぷらす)