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畝傍駅貴賓室

JR畝傍駅貴賓室 (Y-3)

2012年11月1日(木)~11月11日(日)
10:00~16:30

明治期には畝傍御陵や橿原神宮への最寄駅で、皇室の参拝のため貴賓室が設けられました。
現在の駅舎は昭和15 年のもので、橿原神宮と同じ台湾檜をつかった総白木造りが特徴です。今上天皇のご成婚報告(昭和34 年)に使用されて以来、皇室の使用はなくなり、旧国鉄の衰退もあって、無人となった駅舎は昔日の繁栄の面影を残すのみとなりました。

キュレーター


加藤 孝朗

Takaaki KATO (curator)

JR畝傍駅 貴賓室(八木札の辻)

加藤 孝朗

Takaaki KATO(in)
b.1971

   

筆谷 亮也

Ryoya FUDETANI (lig)
b.1982

   

トウヤマタケオ

Takeo TOYAMA (so,per)

   

恒松 遙生

Yo TSUNEMATSU (so,per)
b.1983

   

chori

chori (so,per)
b.1984

   

波多野 敦子

Atsuko HATANO (so,per)


アートジャンル [pa]:平面絵画 [ph]:写真 [sc]:立体 [in]:インスタレーション [ar]:建築 [per]:パフォーマンス [mo]:映像 [so]:サウンド [lig]:照明 [ot]:その他


こあイベント情報

11月1日(木) 12:00〜 会場:JR 畝傍駅 貴賓室雨天決行 無料
開会イベント「高野山真言宗の僧侶による声明のお供え」

雨天決行 無料:事前申込不要 ※先着順のご入場となります

内容:高野山真言宗の僧侶達による真言密教の声明(幻想的な照明で類希なる声明を演出します)
「真理の源である大日如来様に真言密教の声明をお供えします。この展覧会を通じて五感から得られる感動と、
  誰もが心に持つ仏心の琴線に触れ、 さらなる芸術振興を生みだす力が生まれることを祈願しお唱えいたします。」
高野山真言宗 総本山金剛峯寺 亀位卓阿
定員:80名(床座席)
予約・お問い合わせ: contact@BYBO.jp


総本山金剛峯寺から僧侶を迎えると共に、このHANARARTの企画意図を汲んで當麻寺や、柿本山影現寺等の奈良ゆかりのお寺より僧侶を迎えて、計6名での声明を行います。あくまでも宗教儀式の一つである声明で、私のキュレーションする会場の幕開けとし通常ではありえない幻想的な照明や、様々な特殊な演出を用いることによって、唯一無二の声明の「体験」をお約束します。通常封印されている貴賓室に命を与え、息を吹き込む開会式は、今回のHANARART最大のイベントと言っても過言ではありません。


 
こあイベント情報

貴賓室イベント雨天決行




内容:音の響きを感じる、ライブ、詩、話芸など。
料金:一般1500円/子供・シニア700円 (全日共通)
定員:50名(椅子席)
予約・お問い合わせ: contact@BYBO.jp ※事前にメールでのご予約をお勧めいたします。空きがありましたら予約なしでもご入場いただけます。

11月1日(木) 18:00〜 「バイオリンと詩の夕べ」

出演:波多野敦子(バイオリン)、chori(詩人)、恒松遙生(サウンド)
奈良県郡山出身、東京在住のバイオリニスト波多野敦子と、京都出身の詩人choriを迎えて、弦楽と詩のコラボレーションを行います。今、全国的に注目のバイオリニストと、千利休の直系の末裔(裏千家家元の長男)にして大正天皇のひ孫という立場でありながら表現者として注目の詩人の、2人の共演は、必見です。
弦楽のソロ、詩のパフォーマンスをそれぞれ見ていただいた上で、最後に共演します。



11月2日(金) 18:00〜 「浪曲と弦楽の夕べ」

出演:春野恵子(浪曲)、波多野敦子(バイオリン)
大阪在住の浪曲師春野恵子(あの、「電波少年」の恵子先生です!)と、バイオリニスト波多野敦子を迎えてのスペシャルな一夜です。
曲師(三味線)との従来のスタイルの浪曲と、バイオリンのライブを行った後、バイオリンを用いた浪曲という全く新たなコラボレーションを行います。
浪曲を観た事のない人の為の、気軽で気楽な浪曲体験の機会です。


11月3日(土祝) 17:00〜 「ピアノと詩の夕べ」

出演:トウヤマタケオ(ピアノ)、chori(詩人)、恒松遙生(サウンド)
大阪在住の音楽家トウヤマタケオが、HANARARTに登場。自身の作品はもちろんのこと幅広い活動によって大阪屈指の音楽家。その繊細な演奏と、詩人choriのパフォーマンスをそれぞれ行った後に、出演者全員での即興によるセッションを行います。特にピアノというスタンダードな楽器と、恒松遙生が自在に操る電子音やノイズの共演に、即興の詩のパフォーマンスは新たな音楽の可能性を示してくれるでしょう。


11月4日(日) 17:00〜 「That’s all about 浪曲!」

出演:春野恵子(浪曲)、chori(詩人)、恒松遙生(サウンド)
大阪在住の浪曲師春野恵子の浪曲をたっぷりとご堪能いただけます。「浪曲とは音楽の一つのジャンルでさえある」というキュレーターの想いから実現した、一風変わった浪曲会です。前座として、今回ほぼすべての会に参加する詩人choriがこの会に華を添えます。浪曲の魅力をじっくりと堪能してください。


11月6日(火) 18:00〜 「落語家と、詩人と、僧侶とで言葉を語る!」

出演:三枝亭二郎(落語)、chori(詩人)、深水弘裕(葛城市柿本・影現寺副住職)
桂三枝門下の三枝亭二郎が師匠譲りの創作落語を披露します。入門後、米国に留学し、現在関東のFM局のラジオDJにして、スポーツ実況等、多才な落語家の登場です。詩人choriが詩で話芸の対決を挑みます。また、落語が趣味の奈良葛城市柿本の影現寺の副住職が、スペシャルゲストとして登場予定!僧侶の落語が聞けるかも!


11月7日(水) 18:00〜 「落語でないニュースタイル楽語!」

出演:三枝亭二郎(落語)、桂三河(落語)
三枝亭二郎と、桂三河の、桂文枝(元・桂三枝)一門の創作落語の真髄をご堪能いただけます。落語界の中でも創作落語に秀でた一門の出演なので、その場所や状況に応じての噺を聴くことが期待できます。古典にはない、自由さと楽しさをご堪能ください。本物の落語を気軽に気楽に楽しめるチャンスです。