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2017年10月4日

4.音楽公演「日仏交流即興音楽ライブ」

開催日:10月29日(日) 14:00-15:00
会場:喜楽座
参加料:1,000円 事前予約:可
出演:ヴァンサン・ロブフ、ポール・ラマジュ、大塚勇樹

hirviの大塚勇樹と来日中のフランスの電子音楽家ヴァンサン・ロブフ、ポール・ラマジュによる宇陀で収録したサウンドを活用した日仏交流即興音楽ライブ。

 


プロフィール

 

ヴァンサン・ロブフ


Vincent Laubeuf

1974年生まれ。ヴァンサン・ロブフはリヨン音楽院でドニ・デュフールに作曲を学ぶ。パスカル・デュサパン、ブライアン・ファーニホーやジェラール・ペソンと出会うことで作風を一新する。電子音響即興演奏をBolitzとMotusで行っている。Imeb、Ina-GRM、Grame、Museencircuitなどのスタジオから招聘され、Syntax、In ExtremisやEnsemble orchestral contemporainなどのアンサンブルのために作曲している。フランス内外で作品が上演されており(Palais de Tokyo,Grand Palais,Synthèse音楽祭、Extension、GRMのcycle-Multiphonie、東京のCCMC、ジュネーブのArchipelなど)、2009年にはElecktrophonieが彼のポートレート・コンサートを開催した。同年にMuse en circuit主催リュック・フェラーリ国際コンクールに入賞する。器楽作品やアクースマティック作品の作曲のほか、インスタレーション作品の企画や即興演奏を行う。2006年からMotusとFutura音楽祭のディレクターをつとめる。

 


 

ポール・ラマジュ


Paul Ramage

ヴァイオリニスト、即興演奏家、作曲家。10歳の時からヴァイオリンを習い、ディディエ・ロックウッドに出会ってからジャズの即興演奏に興味を持つ。並行してセルジー・ポントワーズ地方国立音楽院でオード・ルフェーヴルとフランク・ドゥラヴァルのもとでヴァイオリンを、フランソワ・ポリに室内楽を学ぶ。2013年にパリ国立高等音楽院電子音響音楽作曲(ドニ・デュフールとジョナタン・プラジェに師事)のD.E.Mを取得、2012年と2013年にはFURURAアクースマティック演奏講習会でジョナタン・プラジェ、檜垣智也とオリヴィエ・ラマルシュに学ぶ。フランス国立視聴覚研究所音楽研究グループIna-GRMにて電子音響音楽作曲のMasterを得る。作品カタログには約30曲の電子音響音楽作品、ミクスト作品、器楽作品があり、欧米やアジアで演奏されている。Métamorphose賞、Russolo賞第2位を受賞。音楽教員国家資格D.Eを取得、シャトネイ・マラブリとバニューの音楽院で音響創作を教える。現在はAlcômeのメンバーとして多様な創作活動を活発に行っている。

 


 

大塚勇樹


Yuki OHTSUKA

1986年生まれ。京都府出身。電子音響音楽の作曲家、アクースモニウムの演奏家として活動し、国外での上演・放送も多数。Route09やMolecule Planeといった別名義やノイズ&ビートユニットA.N.R.i.のメンバー、サウンド・エンジニアなど多方面での活動も展開。これまでに3枚のアルバムをリリースし、瀬戸内国際芸術祭、Sound Live Tokyo、Algorave Japan Tour、KYOTO FESTIVAL Of MODULAR 2015などに出演。