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2017年10月3日

松浦 知也

「(Arch | L)ive #1 Aphysical Unmodeling Instrument」

シンセサイザーにおいて、実際の楽器を計算で模倣する、物理モデリング合成と言われる手法がある。その初期に作られた”Whirlwind” という名前の模倣する目標の無い抽象的な管楽器計算モデルがあった。本展示ではWhirlwindをマイクやスピーカーなどの物理的要素の組み合わせで再構成し、その場の環境に合わせて変形させ続け、更にもう一度計算モデルへコード化する事を繰り返す。通信、記録、演奏、作曲を楽器とモデル化いう観点から捉え直す。


Tomoya Matsuura

《 送れ | 遅れ / post | past 》(2017/東京藝術大学千住キャンパス)


展示会場:札の辻交流館2階

イベント情報
10/28  16:30~17:00 予約不要、無料、途中入退場自由


 
プロフィール

 

松浦 知也

Tomoya Matsuura

音を中心とした様々なメディアにおける「システム」、その中でも特に「ライブ/通信」と「アーカイブ/記録/記憶」の関係性をテーマに音響装置作品や電子楽器、演奏システムの制作や作曲、演奏などを行う。その他インスタレーションやサウンドアートのサウンドシステム・プログラム開発や、レコーディング、映像のサウンドデザイン、舞台音響など務める。東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科卒業後、九州大学大学院芸術工学府修士課程在籍。