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2017年10月3日

えかわ たえこ

「「つづきのモノがたり」

初めて会場を訪れた時、
住まわれなくなった部屋に漂う、不在感とかつて存在していた気配と痕跡。
そこに漂う空気感が、自分がつくってみたかった展覧会のイメージにぴったりで、即決しました。

2015年の展示では、不在を通して、存在を意識した展示を試みました。

「時が過ぎ、忘れられた頃に再び立ち寄ると、人知れず、こぼれ落ちた種から生命の営みが繰り広げられている・・。」

そんなイメージを描きながら、同じこの場で、“続きの物語”として、ひとつの空間をつくりたいと思います。


Taeko Ekawa

《『—残像—』》(2015/橿原市南八木町・コミュニティースペースwacca)


展示会場:コミュニティスペースwacca2階

 


 
プロフィール

 

えかわ たえこ

Taeko Ekawa

 版を(はんこ)を彫り、版(はんこ)を捺す。

“版(はんこ)で描く”スタンプワークという版画と絵画の中間的な制作方法で作品をつくる。
はんこは、表現のいちツール、いちパーツという考えのもと、
“捺す”というアナログ行為にこだわり活動している。