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作法のためのリマインダ at 元トウネ精米工場/中野町家

キュレーター会場

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この展覧会は、私たちが既に持っている動作についてのメモ書きの様なものである。忘れようもないほど日常の動作の中に溶け込んだシンプルな動作たちは、いくつか集合したときに“作法”と呼ばれるものになって保存されている。この“作法”という言葉を改めて眺めてみると、「作る上での方法・ルール」とも「作られた方法・ルール」とも読み直すことができる。


4人の展示作家は、それぞれが「削る/描く/読む/住む」といったシンプルな動詞について思索を続けるアーティストたちで、思索から新たな制作の体系を立ち上げることで、作る方法としている。それぞれの制作と、制作の体系からくる周囲との係わり方を示すことで、シンプルな動作から立ち上がる「作ることのあり方」を問い直すことが本展の狙いとなる。

※中野町家は観覧無料です。

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加藤 巧 KatoTakumi

元トウネ精米工場/中野町家担当キュレーター

名古屋市生まれ奈良市在住30歳。絵画材料の研究を通して自身の表現を考察し、絵画を中心とした作品制作・発表活動を行う。2010年より奈良市に移り住み、同地で制作する傍ら、イギリス・シンガポール・チェコ・ギリシャなど海外での展覧会やアーティスト・イン・レジデンスに参加。国内外で作品発表・ワークショップ・パブリックトークなどの活動を行っている。キュレーションワークとして、シンガポール・ゲイラン地区において、現地の伝統的なプラナカン建築のリノベーション物件である「The Lorong 24A Shophouse Series #13」に現地のアーティスト4名を招いて、自作とともに構成した展覧会「Islands」(2013)がある。

アーティスト

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「おとなもこどももあそべるぶんがく《微分帖(びぶんちょう)》」

作家|宮田篤 

開催日時|11/3(火・祝)午前中-15:00ごろ

会場|中野町家 

参加料|無料 事前予約|不要(随時参加/定員およそ5名)

交通アクセス

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電車|近鉄八木西口駅→徒歩約3分/近鉄大和八木駅→徒歩約15分/JR畝傍駅→徒歩約10分
公式駐車場|インフォメーション(今井まちづくりセンター)にて、アンケートをご記入の方に無料券をお渡しします