※会場やイベントによって、開催時間や休館日がエリア内の会期と異なる場合がありますのでご注意ください。
正木家
平成23年10月22日(土)~10月30日(日)
10:00~16:30(最終日は10:00~15:00)
明治時代中頃の建築と考えられています。
2階の天井が低く、虫籠窓(むしこまど)がある厨子二階(つしにかい)造りです。
※作品写真は本展で展示されないものも含まれていますのでご留意ください。
三瀬 夏之介 / みせ なつのすけ (pa)
山形に居を移して二年半。実際に住んでみると食材は美味しく、空気は澄み、空は青く、人は優しい。
故郷である奈良を連想させる四方を山に囲まれたここ山形を現代の桃源郷に見立てた今回の出品作
「山ツツジを探して」の制作を終えたのは今年の三月頭。その後すぐにあの地震が起きたのだった。
地震直後、そして今でもだが、多くの作家がアートの無力感を嫌というほど感じさせられたに違いない。
こんな非常時には即効性のある力が必要とされる。僕たちはほんとうの時代の転換点に立たされているのだ。
ただただ元通りに修復するのではだめだろう。新たな「桃源郷」を再考し、実践していかなくてはいけないのだと思う。
http://www.natsunosuke.com/
清瀬 由紀 / きよせ ゆき (in)
—噴華—地球にまだ生命が存在しなかった頃、宇宙のどこか、華の星で、大噴華が起こった。
その爆発で華たちは飛び散り、遙か遠くまでとばされ、地球に落下したものもあった。
幾億の時を経て、それらは枯れてしまったが、その種から芽が出て、また新たな命が芽生えた。
http://yumakinoyu.blog.fc2.com/
池田 愛 / いけだ あい (pa)
(ならまち)日本には、国際性豊かな正倉院宝物を保存し続ける文化がある。心に永遠性があるからである。 一方、万物は変化し続ける無常の精神がある。過去と現代、日本と世界を繋ぐ想いが日本を復興させる心のよりどころであり、 魂は生き続けるという鎮魂の祈りでもある。
(郡山)当時の人も遊んだであろう花札は、12カ月折々の花の意匠文様に基づいている。 花札のイメージに、元気良く泳ぎ回る郡山の金魚をたくさん描き加えて、市場活性化と地域繁栄の願いを込める。 伝統的なパターンと現代的なスタイルで日本の精神を表現する。
(今井)懐かしい風景が残る今井町は、綿の産業で栄えた歴史がある。それにちなみ、綿布の上に奈良の墨を基調にして四季の花々を描き、
日本の精神を表現する。これらの作品で、歴史と伝統の意味を捉えながら、現代の方法で日本文化の美と心を発表する。
http://ai-ikeda.com/japanese_index.html
阪井 ひとみ / さかい ひとみ (pa,sc)
大震災より、花をいただく機会がとても増え、さらに花のモチーフの作品を作ってほしいという 依頼を受けた。何かできないかと思っていた頃だったので、花は少なからず人を元気にしてくれる のかもしれないと思い、作品を作り始めた。
黒崎 創 / くろさき はじめ (ph)
目覚めたら自分ではない何ものかになっていた。カフカの"変身"に恐怖を感じる。 何ものかに変身するのであれば、僕自身が美しいと思えるものに変身したい。 これまでに、技法も被写体も変化してきた。今回は花を中心に展示方法も変えた。
鎌田 仁 / かまた ひとし (sc)
表現のお話。根っこの話で言えば、その作品がなんであるのかは、作家が決定できるこでは なく、鑑賞をする側に大きく委ねるものであり、その点で、あくまで曖昧なものである。ひとつ、 言えるとすれば、そこにあるのは、表現である。おおいに想像力を愉しむ表現である。
三瀬夏之介と東北芸術工科大学生によるワークショップ
~絹本(けんぽん)に描く花~
岩名泰岳
「こころの花を描こう」
さかえ頭巾
『町屋に咲くハロウィン・フラワー』ワークショップ
震災・災害復興支援チャリティイベント
アートマーケット in ならまち