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2015年9月13日

TactintoxE

yagi_shimamoto

「微かに分けた音 環る鏡の音」@八木札の辻交流館 1階

環境とは「環る鏡」と書く。人が外の音に耳を傾けるとき、彼は、彼を環る鏡の音に出会っている。
※11/1は会場の都合により観覧不可

 
島本淳子(JyuneticA)

大阪音楽大学 音楽学部 器楽学科卒業後、 Ecole Normale Musique de Paris Programme d’executionにおいて、1ere Prix 室内楽・Piano DUOにおいて、審査員満場一致のGrand Prix 永井譲氏、山下泰夫氏、 F.THINAT, J=L.AYROLES, D.ERLIH, J=M.COTTETに師事
ANDRE JOLIVET MEMORIAL CONCERT (ENMP主催) 極東大学文化芸術祭(ソウル)、 芦屋音楽祭などフランス、韓国、日本にて様々なイヴェントやコンサートに招聘 これまでにJ=L.AYROLES, C.MAUROらと共演
2009年、夏木マリ「印象派―NEO 私たちの赤ずきん」に出演。 MNT(Mari Natsuki Terroir) 2期生。 Ecole Nationale Musique de Buzonにてコレペティトゥーアを務め、 K.Weillのオマージュに取り組み、ダンサーやアクターとのコラボレーションを行う。また、Concours international de piano d’Orleansの広報助手として携わり、新たな現代音楽発掘に取り組む。
2013年、Hidekazu Wakabayashi とともに、氏の独自の微分音律を用いて、音響インスタレーション「気這う」をHanarartにて発表。
また、プロデューサーのデヴィッド・ヴァレンティンによる、日本、韓国、ポルトガルミュージシャンによるプロジェクトt(h)ree vol.3コンピレーションの、Hidekazu Wakabayashi氏の楽曲に参加。
郡山女子大学短期大学部音楽科専任講師、白鳳短期大学非常勤講師を経て、現在、社会福祉法人 白鳳会 西大和保育園のリトミック監修、大和大学において非常勤講師を務める。

 

石上和也(いしがみかずや)

大阪芸術大学音楽学科音楽工学コース卒業後、大阪市立大学大学院都市情報学専攻・情報メディア環境研究分野・創造都市研究科修了。
1997年には、ミュージックコンクレートの聖地であるフランスGRMにて作品制作をおこなう。1998年から、阪神淡路大震災復興プロジェクト「Acte Kobe」に参加し、ヨーロッパ各地のアーティストとのコラボレーションをおこなう。2005年〜2008年に、DRドイツ国営放送(DeutschlandRadio)から委嘱された長編作品[Sonic Escapism][2nd49]等を発表。それぞれ60分番組として放映された。
Futura(フランス)、CCMC(東京)、FAF(山梨)、SILENCE(イタリア)、SSFF(イギリス)、MUSLAB(メキシコ)等の国際電子音響音楽フェスティバルや、FKL国際サウンドスケープシンポジウム2015(イタリア/ドイツ)、ICMC2015国際コンピュータ音楽会議(アメリカ)等の国際学会で作品が上演される。
現在、大阪芸術大学/京都精華大学/同志社女子大学/神戸芸術工科大学 非常勤講師として後進の指導にあたる。

 

Hidekazu Wakabayashi (ひでかずわか林)

京都のアン・ミュージックスクールにてジャズピアノを学ぶ。
2001年よりMidiプログラミングの仕事を始める傍ら、アンビエントやラウンジに影響されたピアノ曲や実験的な哀歌を作り、冬と夏の香りが混在した世界を目指す。
2008年、メキシコの電子音楽の祭典Interface Festival2008に出場、その後スプリットのEPをMandorlaよりリリースし、また坂牧良太やエレーヌ・ド・クレシーによる監督作品にも音楽で携わる。
2012年 Chhiro Butterflyをゲストボーカルに迎え、dip in the pool、Takashi Moriらと共に東日本大震災チャリティーイベントArtist Action Arise in Kyotoに出演、
2014年にはThe Mighty Ternsのキーボーディストしてポルトガルの2都市でワンマンライブを行うなど、国内外ともに活動の輪を広げている。
近年は独自の微分音律Icefaceを用いた作品に力を注ぎ、2013年にはJyuneticAと共にHanarartに音響インスタレーション”気這う”を出展した。