「奈良・町家の芸術祭 はならぁと2023」では、奈良県大宇陀小学校の3〜6年生たちひとりひとりがデザインした「公式ポスター(全121点)」による広報活動を実施しています。
広報活動の概要
「はならぁと2023」出展アーティストで、イラストレーター・デザイナーとして国内外で幅広く活躍する山本悠(やまもと ゆう)、および「はならぁと2023」メインエリアキュレーターを務めるインディペンデントキュレーター長谷川新(はせがわ あらた)の2名が、ゲストティーチャーとして大宇陀小学校の3年生から6年生までを対象に広報とポスター企画・制作に関する特別授業を実施しました。
特別授業を通じて、小学生ひとりひとりが「芸術祭に来てほしい」と願う人々を思い描き、ポスターのターゲットを設定。自分自身が暮らす宇陀松山エリアや「はならぁと2023」が持つ魅力を伝え、芸術祭に来場してもらうためのポスターを描きあげました。
完成した121点のポスター全てが、「はならぁと2023」公式ポスターになりました。
【実施スケジュール】
6月から3ヶ月間以上にわたり、子どもたちと共に広報活動を展開しています。
6~7月中旬 ゲストティーチャーによる特別授業を大宇陀小学校で実施。同校3~6年生が、一学期の図工の授業でポスターを企画制作
7月下旬~9月中旬 ポスター掲示準備、掲示先の手配、ポスターが掲示されている様子を撮影。ポスターへの反響を振り返る特別授業を大宇陀小学校で実施。
ポスター掲示の様子
8月下旬より、小学生による広報戦略に沿って、ポスターの原画を全国に発送・掲示し、芸術祭への来場を呼びかけるメッセージを全国に掲示しています。
全国20都道府県以上、100施設以上にポスターが掲示される予定です。
ポスター掲示の様子:1枚目:秋田市文化創造館(秋田県)/2枚目:直島ふるさと海の家 つつじ荘(香川県)/3枚目:abc アーベーセー(奈良県)/4枚目:BnA Alter Museum(京都府)