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2017年10月3日

長島 瑠

「だれかがどこかでサボっている」

奇々怪々な風貌や言動で知られる寒山と拾得。
風狂僧としても知られる彼らはいつもにやりと笑い、どこかへ走り去っていく。そんな彼らを様々な作家が各々の視点で描いてきました。その中でも長沢芦雪、芥川龍之介、井伏鱒二が描いた「寒山拾得」をモチーフとし制作した映像インスタレーション作品を展示します。

―向上も向下もなく、ただそこに在り続けること。


Ruri Nagashima

《水と醴》(2017/東京都 ギャラリーイロ)


展示会場:増岡家2階

 


 
プロフィール

 

長島 瑠

Ruri Nagashima

2012年琉球大学教育学部美術教育専攻卒業。
卒業後、1年間奈良県で生活。文化財保存、主に色材分析を学ぶ。
その後、東京藝術大学美術研究科先端芸術表現専攻に入学、2016年に卒業。
2017年春まで吉祥寺のアニメーション制作会社でCGIスタッフとして勤務。
現在は京都に移り住み、制作活動中。
テキストやことばをモチーフにした映像インスタレーション作品を中心に制作している。
HP rurinagashima.com