※作品写真は本展で展示されないものも含まれていますのでご留意ください。
nakAgawa / ナカガワ (pa,sc)
きっかけはほんの些細なことだった。家にある造花たちが、今にもすてられようとしていた。 造花ーimitation flowerー 人の都合で「花」として産まれてきたにも関わらず、生花と比べられてしまうこの曖昧な存在を、artとして昇華させてあげたいという思いから制作を始めた。
花谷 久味子 / はなたに くみこ (sc)
『はな・ハナ・HANA』 のテーマを受け、町家に秋の気配を感じてもらうために 『生花』を 使った。花による 視覚、嗅覚 触覚を 楽しんでいただけるようにたくさんの花で 彩りたのである。歴史ある町家に 華やかさを沿えて。。。
明石 悠平 / あかし ゆうへい (sc)
日本の歴史は様々な国の協力なしではなりたたなかっただろう。 お互いを尊重し認め合うことで豊かなものになる。これを、和の代表である花「菊」、 洋花の代表である「バラ」をメインとして引き立て合う「はな・ハナ・HANA」を表現した。
蔭山 雅代 / かげやま まさよ (sc,in)
日傘の花が咲きました。直径90cmの楽しい染絵傘。
個性のある文様が一堂に集まるとそこにはまた違う空間が生まれる。
http://www14.ocn.ne.jp/~temahima/
木村 秋美(Q) / きむら あきみ (in)
奈良の山の背景にし、大空に咲く大きな花のイメージである。布を選んだのは、なめらかさと 自由さを出すためであり、「奈良」の色というのを自分なりに考え、色はダイナミックに原色、 また現代色風に、しかしどこか懐かしさを感じられる色を目指した。
厚芝 ひろみ / あつしば ひろみ (pa)
いつも見ている景色。いまだから感じる愛おしい風景。時には記憶をほりおこしながら・・ 小さな傷を肯定しながら・・その思いを忘れないようにキャンバスにとどめていく。 私は、三輪山の麓で育った。ここが永遠に故郷であり、私の原点であり続ける。
田中 直子 / たなか なおこ (pa,in)
今回、和紙を使った作品を展示する。和紙は、日本古来のものであり、また、素材としても、 とても強く、美しいものである。この町並みや、古い家屋に溶け込むだけでなく、色彩で、 現代を映し出し、異質な空間を作り上げたい。
Yoki / よき (pa)
花・植物には、込められている言葉がある。花・植物には、掛け替えのない思い出を 作ってくれる。花・植物には、気持ちを伝える手段や力がある。植物たちの花言葉、誰かに 渡せるように込められている。言葉たちを絵にうつりかえて描く。
上山 治栄 / うえやま はるえ (in,sc)
「 L O V E 」
奈良のこの大地から、人・植物・動物たちの様々な愛が上昇気流となって
風や光と共に北の大地へ届きますように。
http://roseharu.blog39.fc2.com/
ナカタニユミコ / なかたにゆみこ (pa,in)
花のもつ美しさは人を魅了してやまない。誰のためにその美しさをもって生まれたのか。
その美しさは何が要因なのか。何をもって「花」と言えるのだろうか。
既にあるものを解体し、再構成することで、新しい「花畑」が広がる。
http://yubico-blog.cocolog-nifty.com/blog/
安藤 栄作 / あんどう えいさく (sc)
あの地震の中、私はリセットされ、恐ろしいことに大いなる自由すら感じていた。 想像を超えた犠牲の中、私たちは何に気付き、何を思い出そうとしているのか。 魂が安心できる存在の原点はどこにあるのだろう。内なる意識と天との和解へ。
菊地 将宗 / きくち まさむね (pa)
畑の端に捨ててある蕪から咲いた花。朽ちた木に絡み付くようにのび咲いた花。
ふと目線を下げたところでたくましくもあり、優しく咲いている花を描いた。
町家の空気の中で静かだが、品のある美しさを感じられる展示をしたい。
http://web.me.com/masamune2/index/top.html
村上 絢子 / むらかみ あやこ (in)
人のいる場所には気配を感じる。建物にはそれぞれの色を感じる。お店の活気、品の味。 さわると残る温もりのように、いたことを気付かせる残り香のように。見えなくても感じる その「けはい」を形にし、場所の色や時の流れを表現したい。
辰己 忠良 / たつみ ただよし (sc)
一輪の小さな命。その小さな命は力強くそこに佇む。その小さな命を支えるのは人町自然の 数多くの命の営みの積み重ね。それは遥昔からのさまざまな命のリレーである。この大地は 命の大地。それぞれの小さな命を支え合い、互いに輝きあえるのである。
河合 克典 / かわい かつのり (sc)
古くは生活の中に根を降ろしていたものが、今では生け花という場しか思い当たるところの ない蒲。しかし、目を凝らせば意外と身近な所にある植物。そんな蒲を今までとは異なった 方向から切り出し、新たな存在として屋内に招き入れた作品である。
佐久間 大治 / さくま だいち (sc)
「らしさ」とか「個性」という単語を最近よく耳にするのである。でもよく考えてみると、 そんなの生まれつき皆備わっているのである。この花瓶は全部白ペンキで塗っている。 全部白で塗りつぶしても、絶対同じにならないのである。そういうもんである。
三田村 龍伸 / みたむら りゅうしん (vi)
寺院の正面でお香(線香)の煙を頭にかぶっている人を見かける。この事例を元に
「仏教における慣習」をテーマに作品制作する。仏教の持つ要素を抽出し、簡素な形で表す。
それによって特定の宗教・宗派を超えた「かたち」が表われてくるのかもしれない。
http://ryuusinndo.com/